年齢ごとに、叱り方やほめ方を変えたほうがよいのか、悩む方は多いですよね。
特に2歳くらいのお子さんをお持ちの家庭では、言葉で説明してもなかなか伝わらなかったりするので大変だと思います。今回は、叱り方のポイントについてお伝えしていきたいと思います。
2歳の子供を正しくしかる方法
お子さんが2歳と言っても、2歳になりたてなのか、3歳に近い2歳なのかで状況は結構変わって来ると思います。
一般的に、3歳になるまでに子供は成長をして、物事のつながりを理解できるようになってきます。
また、2歳くらいの幼い子供でも、自分自身のしゃべりが上達する前に、ある程度の複雑な文章を理解することができている、という研究結果も出ています。
ただ、理解することはできるかもしれませんが、まだまだ2歳くらいでは相手の気持ちを理解する事はできないと考えるのが普通ですよね。
ちょうど、イヤイヤ期がはじまるのもこの時期からなので、2歳は2歳なりに自分の考えと行動が上手くいかないことに憤りを感じているのかもしれません。
当然、2歳くらいではまだまだ言葉が発達中なので、自分の感じた気持ちを表に出すことは、大人のように上手くはいきませんし、それを上手に表現することも難しいでしょう。
これは誰もが経験していることだと思いますが、子供が感情的になっているうちは、駄目な理由を説明したとしても、不満がピークの状態ですから効果はかなり薄くなってしまいます。
子供の気持ちを理解することから始めてみる
まずは、今現在、子供が何を考えているのかということを受け止めることからはじめてみると良いと思います。
子供の気持ちが落ち着いてきたら、もう一度、駄目な理由を説明してあげましょう。
そうすることによって、感情的になっていた時とは全然違った対応になっていくと思います。
こういったことをルールとして覚えておけば、あなた自身も感情的にならなくてすみますし、子供の気持ちが落ち着いたら話す、ということを決めておけばそれほど大きな問題に発展することもないでしょう。
小さい子供をほめる時のポイント
ほめ方についてですが、まだ小さい子供には簡単な言葉をかける以外は年齢によってそれほど大きな声かけの差をつけなくても大丈夫です。
ほめてあげるポイントとしては、結果だけをほめるのではなく、プロセスをほめてあげるようにしましょう。
そうすることで、子供が頑張ってきた行動自体を認めてあげることになりますので、それが自信につながったりもします。
このほめ方は、小さい子供から中学生くらいの子供まで有効な方法になりますので、ぜひ、試してみてください。
「最後までよく頑張ったね」とか「一生懸命やっているところをいつもみていたよ」とか、プロセスをほめてあげると、子供のモチベーションやチャレンジ精神も養われるでしょう。
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